土地を探すときに優先していただきたいことは「四角くて安定感のある形の土地を選ぶ」ことです。変形の無い四角い土地は安定した気が流れます。そのため住宅を建てる場合も、商売をする場合にもおススメです。

ときどき2つの道がクロスする角にある三角形の土地についての見解を求められることがあります。三角形の土地は比較的坪単価が安いため、予算を抑えたい方の目にとまるようです。

三角形の土地は確かに周辺の土地相場より安いため、土地評価の高い地域や人気があってなかなか売地が出てこない地域の場合、建て方を工夫し何らかの対策をすれば、購入しても良いように思うかもしれません。しかし家相や風水の観点から判断すると、三角形の土地は購入してはいけません。

このページでは、なぜ家相や風水の観点からは三角形の土地を購入してはいけないとするのかその理由について解説していきます。

三角形の土地の事例

2つの道と道がクロスするところには、ときどき三角形の土地ができてしまうことがあります。たとえば下の地図のような場所です。

ほかにも次の地図のような場合もあるでしょう。

この地図の赤い丸で示したような部分は、交通量が多い地域の場合、比較的緑化地域として使用されているケースが多いです。あまり交通量が多くない住宅地の場合は、公園として使われていることもあります。

なぜこのような形の土地や立地が、緑化地域や公園として使用されることが多いのかというと、使い勝手が悪いからです。そして青い丸で示した部分も赤い丸で示した土地よりはまだ良いですが、建物を建てようとすると制限が多くなります。そのため安価で売買されることの多い土地です。

三角の土地が良くない理由

上記のような土地が売りに出されているときはくれぐれも購入しないようにしましょう。その理由をこの後解説していきます。

三角の土地に住むと幸せになれない

家相や風水は、安定した土地に建物を建てることで生活が安定すると考え、四角く整った形の土地を良い土地としているのです。三角形という形そのものに不安定なイメージはありませんか。

三角の土地には「不安定」というエネルギーがあります。そのため住宅を建てると、もめ事や転職が繰り返されるなどいろいろと生活が安定しない出来事が起こります。また、三角の土地で商売をすると最初は良くても数年で売り上げが落ちたり、従業員がもめたり従業員の出入りが激いなどの現象が起こるのです。

人は変化よりも安定していることを幸せと感じるものです。三角形の土地で生活すると安定することはないため「幸せになれない」とも言えます。

三角の土地は危険が多い

この写真は2本の道がクロスする三角の土地に建っている物件です。

前方の道と後方の道の両方から人や車の出入りがあるため、駐車するときも車を出すときもとても神経を使う生活となっています。

角に電柱もあるため駐車する車の大きさも制限がかかりますし、とても生活しづらいことが想像できるのではないでしょうか。

検討段階では何とかなりそうだと思ったとしても、土地を購入して住むとなると2本の道路に囲まれた三角の土地はかなり住みづらくストレスを感じる生活になるのです。

またそれだけではなく、交通量が多い場合、ハンドル操作を誤った車が突っ込んでくる可能性もあります。

三角形の土地は、道路に対して飛び出しているような形状とも言えますので、交通事故のリスクが高くとても危険です。

三角形の土地の対策

通常交差点に面している土地は、交通事故のリスクが高いため外構工事でフェンスを作ったり、木を植えたり、物置を置いたりして事故に対して予防をします。

しかし三角の土地の場合、危険にさらされてる部分の面積が狭いため対策が施しにくい場合がほとんどです。

三角形の土地のメリット

ここまで述べてきたように、三角形の土地は家相や風水の面でも実生活の面でも購入しても良いことはありません。

強いてメリットがあるとすると、土地の価格が安いことです。また住宅としてはなにも良いことは無いのですが、商売をする場合は、出店のタイミングを選ぶと売り上げがかなり上がる場合もあります。ただし出店から7年くらいまでの間だけです。この件につきましてはかなり複雑な見解が必要なため解説は割愛させていただきますが、三角形の土地で商売をして数億円の売り上げをあげた事例があります。

しかしうまくいかないケースがほとんどですから、一般住宅はもちろん商売にも三角形の土地はおススメしません。

三角形の土地の活用法

では三角形の土地をすでに所有している人はどうしたらいいのでしょうか。

三角形の土地は住宅を建てて住んだり、建物を建てて商売をするには良くありませんが、駐車場として活用することに関しては問題ありません。

なにか建物以外の方法で活用することをご検討ください。

まとめ

三角形の土地は、販売価格が周辺の土地の相場よりも安いため魅力的に感じるかもしれません。

しかし生活したり商売をしたり実際に使ってみると、とても生活しづらいだけでなく危険も伴うためお勧めできません。

更に家相や風水の観点から見ても運気も気の流れも安定せず、幸せな生活とは言えない状況になってしまいます。

対策も施しにくく回避するには難しいため、購入はしないようにしましょう。


家相(間取り)が変われば人生が好転する

これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。

例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。

また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。

家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。

こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。

そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。