分譲地の土地選びについて、相談されることが多くあります。「立地環境や周辺環境が気に入り、購入したいと思うのですが、いくつもある区画からどこを選べば良いのか相談に乗ってほしい」との内容がほとんどです。

一斉に土地が販売されて、まだ買い手がついていない土地がたくさんあり、選べるタイミングだった場合、どの土地を購入すればいいのか迷うことでしょう。

このページでは、土地選びの際に複数の選択肢がある状態の場合に、迷わず風水的にベストな土地を選ぶポイントをお伝えしていきます。

隣接する道と土地との方位で選ぶ

何区画もある分譲地を購入する場合、早く申し込みをすると好きな区画を選ぶことができます。遅い場合は残ったところから選ぶことになりますが、早いとどこでも選べるため逆に迷ってしまうのではないでしょうか。

複数ある土地の中から、選ぶ際には通常、自分たちのライフスタイルや公園の位置など考慮することと思います。それだけでなく、さらに風水の観点から土地を選ぶと、後悔のないより良い選択ができることでしょう。

まずは、土地選びの際に覚えておきたい基礎的な部分についてお伝えしていきます。

隣接する道の方位

まずは、「隣接する道が土地に対してどちらの方位に面しているか」を確認しましょう。土地に対して道路が北にある場合、玄関は北、北東、北西のいずれかになる可能性が高くなります。そして、リビングダイニングはその反対側である南、南西、南東に配置されることになるでしょう。

隣接する道路によって、おのずと玄関の位置は決まってきます。一般的によく出回っている風水の本には、東南の玄関が最も良い玄関だと記載されていることがほとんどです。東南に玄関を作りたい場合は、土地に対して道路が南か東にあると、道から家へ入るまでの動線が自然な感じで東南の玄関にすることができるでしょう。

東や東南の玄関は、発展するとても良い気が家の中に入ってくることになります。ただ、東や東南はリビングやキッチンとしてもとても良い方位です。また、水回りを配置するにもおすすめの方位になります。

ですから、東や東南に玄関を配置することにこだわる必要はありません。玄関は、良い形状であれば、どこの方位に配置しても構わないのです。

北や北東は、どうしても日照時間が短く、冷えやすい方位ですから、普段はあまり使用しない部屋にしてしまっても良いでしょう。形状が良ければ玄関にしても構いません。

形状の良い玄関とは、全体の形から見て、玄関部分が引っ込んでいない状態のことをいいます。

このとき、玄関ポーチは含みません。玄関前のポーチは風や雨が吹き込んだり、気温が外と同じ場合は家相鑑定上は外です。ただし、風除室などで周囲が囲まれ、外気と遮断されている場合は、家相に含んで考えることになります。


玄関の吉凶は、家全体の形から見ての判断しなければなりません。位置だけで吉凶の判断ができるものではないのです。この写真のように引っ込んでいる玄関は「欠け」と呼ばれる家相鑑定上引っ込んでいる良くない形状の玄関と判断します。

良い形状の北玄関の場合、人間関係が円滑になり、家族が仲良く、健康に恵まれた生活になります。

北東の玄関は「鬼門(きもん)」と呼ぶ、気が激しく流れる場所にあたるため、玄関を配置すると良くないと言われることの多い位置です。しかし、形状が良ければ問題ありません。

ただ、北東の玄関は激しい気が家の中に入ってきますので、落ち着いて家でのんびり過ごすということは無いでしょう。公私ともに忙しくバタバタとした日常生活になることを覚悟しなくてはいけません。それでも良いと思われる方は、設置しても良いのではないでしょうか。

玄関に使用しない場合の北や北東は、パントリーやウォークインクローゼットなどを設置しても良いと思います。日あたりが強くない方位なので、食品庫などにすると、物が腐りにくくて保存がしやすく便利です。

まずは、明るく発展する良い気が入ってくる方位を、何の使用用途で使いたいかをイメージしてみてください。そして、どの方位に道が隣接した土地を購入すると、その理想がかなえられるか考えてみましょう。

分譲地の土地選び

このような分譲地が売り出されていた場合、どの位置を購入したいと考えますか?いずれも家の前の道路幅が6メートルあり、雪の降る地域ならではの融雪装置が付いています。融雪装置があると、除雪の手間が軽減されるため、とてもありがたいものです。

条件はどの土地も変わらないように見えます。では、どのような点に気を付けて購入する土地を判断すれば良いのでしょうか。

環境や土地の高低による判断

土地を選ぶ際に気を付けたい事は、東から南にかけては高い建物が無く開けていて、北から西にかけては高い建物でふさがれているような環境であることです。

また、土地の形状も同じで、傾斜があり坂道になっている場合は、購入する土地の中心から見て、東から南に向かって下がっていて、北から西にかけて上がっていると良い形状の土地と言えます。

東から南は太陽の光がたくさん降り注ぐ方位です。東から南が高い建物でふさがれていると家の中に発展的な良い光が入ってこなくなってしまいます。そのため、東から南には高い建物があったり、土地が高くなっていると前向きさや積極性が失われてしまうことになるのです。

また、川や用水などの水路が近くにある場合、候補地から見てどこの方位になるか注意しましょう。

隣接する位置に川や用水などの水路がある場合、東から南にかけては水と相性が良く、発展の気を与えてくれますが、西にあると金運を流してしまいます。家の西に川や用水などの水路があるご家庭は、お金がたまりません。西に水路の無い敷地を選ぶようにしましょう。

もしも、分譲地の横にある場合は、なるべく水路から遠い土地を選んでください。間に3軒は確実に挟みたいものです。

ここまで述べてきたことを総合して、先ほどの分譲地を見ると、19番は東から東南に公園があり開けています。高い建物が建つことは無いでしょうから、お勧めです。ただ、公園の敷地内にゴミ集積所があります。風向きによってはゴミのにおいが気になるかもしれません。

また、ゴミは悪い気を発生させます。家の敷地内に悪い気を入れないためには、敷地の周辺に生け垣やフェンスを施して結界をはり、悪い気を敷地内や家の中に入れないようにしましょう。できれば、良いエネルギーを発生させる植物で境界線をはっきりさせる「生け垣」がおすすめです。

土地の高低差(勾配)や周辺環境については、上図のように分譲地の販売地図には一部記載を省いてあることが多いものです。実際に訪れてみると、隣に高いビルが建っていたり、工場があったりする場合もあります。インターネット上の地図や平面図では、はっきりと判断がつかないため、周辺環境は現地で必ず確認するようにしましょう。

土地の形による判断

土地の形は、四角い状態であることが最も望ましいでしょう。L字形になっていたり、三角形になっていたりするような土地は選ばないでください。

土地の形によって、建てることができる家の形状が決まってきます。それだけでなく、土地は基盤ですから、土地の形が悪いと生活基盤が安定しません。生活基盤が安定しないとは、転職を繰り返したり、趣味やギャンブルに走ってしまったりして、浮き沈みが激しく、落ち着いた生活を送ることができないことを言います。

安定感のある四角い土地を選ぶようにしてください。

ただ、角地の場合「隅切り」と言って、カーブを曲がる際に見通しが効くように、角を削っている場合があります。上の分譲地の場合、25番の土地です。そのような場合は、削られている面積が小さいので問題ありません。ただ、8番だと削られている部分が大きいので、土地の形としてはあまり良いものではないでしょう。

避難経路の確保による判断

この分譲地の場合、赤丸で囲った位置にある土地は選ばないでください。道路の突き当りにあり、車が通り抜けられないからです。

もし、隣の家が火事などの災害に合った場合、避難経路を確保することができず、逃げられなくなってしまいます。家の前の道路は、左右どちらへも出られるようになっていないと、もしもの時に大変困ることになるのです。

また、赤丸で囲った土地の場合、この土地から奥へは行くことができない行き止まり状態と言えるでしょう。このような土地に住むと人生が行き詰ります。避難経路が確保できず行き詰るだけでなく、人生も行き詰る土地なのです。

また、T字路の突き当りも良くありません。物理的には、車が突っ込んでくる可能性があるからです。風水的には、それだけでなく、気がぶつかってくることにより、人から攻撃を受けたり、意見がぶつかることが多くなったりするため良くないと考えます。つまり、人間関係に問題をかかえることになるのです。

総合的な判断

ここまで述べてきたことを総合すると、この分譲地の場合、隣の建物との兼ね合いや土地の勾配にもよりますが、19番が一番良い土地でしょう。20番、21番、25番も大丈夫です。

電柱の位置

電柱の位置は車の出し入れに邪魔に感じたとしても勝手に動かせるものではありません。これから土地を購入する方は、電柱の位置も考慮して土地を選びましょう。

隣の家との敷地境界線辺りに電柱があるような土地であれば、さほど気にする必要はありません。カーポートや玄関の位置を決める際にも邪魔だとはあまり感じることは無いでしょう。

しかし下の写真のように、敷地の真ん中に電柱が来ているとかなりの制限を強いられます。

角地で日当たりも良く、面積も広いため一見自由度が高いように見えるかもしれません。しかし高低差があり、駐車スペース側に電柱が来ることになります。このような配置だとおそらく運転に自信が無い方だと怖くて駐車できないと感じるのではないでしょうか。

購入を検討する際に電柱の位置が気になったとしても、価格や面積などの条件から妥協して購入すると後悔することになります。

土地を購入する際には気になる要素の無い物件を選ぶようにしましょう。土地の購入や新築は一生に一度あるかないかの高額な買い物です。後悔の無いように納得できる土地を購入してください。

まとめ

分譲地を選ぶ際は、隣接する道がどちらの方位にあるかをまず確認しましょう。玄関の位置がおのずと決まってくるからです。また、行き止まりになっていて、避難経路が確保できないような場所は避けましょう。

土地の形も重要です。三角形やL字形になっている土地だと、安定感のない生活となります。なるべく四角い土地を選ぶようにしてください。

つぎに、周辺の建物の高低具合や土地の勾配を候補地から見た東西南北で判断してください。東から南は低く、西から北は高い建物があると良い環境です。また、土地の勾配が東から南にかけて下がっていて、西から北にかけて高くなっているととても良い土地と言えます。山や川などの位置も生活に影響を与えます。

また電柱の位置も忘れずに確認してください。いざ家を建てようとしたときに邪魔になる可能性があります。

土地を購入する際には、このページで紹介したようなことを確認して決断してくださいね。

家相(間取り)が変われば人生が好転する

これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。

例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。

また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。

家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。

こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。

そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。