「家相や風水の整った家に住むとすべてが思い通りで、良いことばかり起こる人生になるんですよね?」と言われることがあります。

確かに【家相や風水の良い家に住むと人生が良くなる】とこのサイトでも書いています。しかし捉え方がちょっと違うような気がするのです。そこでこのページでは、家相や風水が整った家に住むとどうなるのか本当のところをしっかりお伝えしていきます。

すべてが思い通りの人生とは?

家相や風水にこだわって、家を建てたり物件を選んだりした場合、全て思い通りの人生になると考えがちです。そういう面も確かにあります。しかし全部が全部そうではありません。

ここで【全てが思い通りの人生】について考えてみてください。あなたにとってのすべてが思い通りの人生とはたとえばどんな人生でしょう。

  • パートナーがいつも優しくて自分のことをいつも察してくれてやりたいことを何でも無条件にやらせてくれる
  • 子供がいつも自分から進んで勉強をして運動もできて優等生だとほめられる
  • 周囲の人が自分の思いをいつもくみ取ってくれて伝えなくても現実化してくれる
  • 寝ていてもお金が入ってきて悠々自適な生活

よく聞く項目を書き出してみました。書き出してみると「すべてが思い通り」というのは「自分にとって都合の良い人生」のことを言っていると気づかれるのではないでしょうか。

自分にとって「都合が良い人生」と「本当に良い人生」は違うと私は考えています。良い人生とは、人として成長し続ける人生ではないでしょうか。

自分のパートナーでも子供でも一人一人みんな違った感性や考え方や個性を持っています。自分と違う考え方や行動に出会ったときに、抵抗感があったとしても「あ、そういう考え方もあるんだね」「なるほどそうした方が効率的だね」と気づいて受け入れて、自分をさらに成長させられたり、できない自分に気付いて勉強したり努力したり、行動したことが結果として報われていく人生が本当に幸せな人生だと私は考えますがいかがでしょうか

「何もしなくてもなんでも自分の思い通りになる人生」はある意味不幸な人生なのではないかと思います。

家相や風水が良い家と悪い家に住む人に起こる困難の違い

家相や風水が悪い家に住むと、自分や家族が努力しても報われなかったり、思いがけない事件事故に巻き込まれたり、病気になるなど大変なことが多く起こります。

その起こった出来事が致命的になり、どんどん悪い方向へ転落していくような感覚に陥ることになるのです。良かれと思って言った一言や何気ない言葉から親戚関係や仕事上の人間関係が崩壊するというようなことも起こります。身に覚えのない恨みをかってしまって訴訟問題になっている方もいらっしゃいました。

起こっている出来事に対して、行動することや対策がどんどん悪循環となり、なぜこんなことになってしまったんだろう…と悲観的になるような生活が、家相や風水が悪い家には起こってしまうのです。

しかし家相や風水が整った良い家に住むと、何か一見不幸と思えるような出来事(事件・事故・病気・争いごとなど)が起こっても、そのことがあったおかげで家族の絆が強まったり、理解が深まったり良い方向へ転換することができたりするのです。

つまり家相や風水の整った家に住んでも、不幸と思えるような出来事(事件・事故・病気・争いごとなど)が起こることもあるという事は、思い通りの人生ではないといえます。だれもそんなことが起こってほしいとは思っていないはずです。どんな人でも人生にはいろいろなことが起こります。それは家相が良い家でも悪い家でも同じなのです。

ただ、家相や風水が悪い家だと起こった出来事が致命傷になり、負の連鎖が起こるけれど、家相や風水が良い家の場合は、起こった出来事がプラスに転じてより良い結果になります。これが家の吉凶が人生に及ぼす大きな違いです。

私自身も夫が2回ガンの闘病をすることになったり、長男が不登校やひきこもりになったりといった経験をしたおかげで、家を整えることの重要性に気付くことができました。突然の病気発覚で当たり前だと思っていた日常が幸せに包まれた日々だったことを思い知ることになり、息子の不登校や引きこもりによって、親子のコミュニケーションを見直すことになり、現在のような道に至ったことはとても幸せだと思っています。

しっかりと対策をすることで、家族全員が元気で充実した毎日を現在過ごせていることは、九星気学を学び家を整えた結果ですから、当時は辛い思いを感じていましたが、起こった出来事のおかげで今があると感謝の気持ちでいっぱいです。

きっと家相や風水の対策をしていなかったら、夫は今のように元気に生活はできておらず、息子も引きこもりを継続していた可能性があると思っています。

家相や風水の良い家に住むと時運に乗れる

家相や風水の整った家に住んでいると、必要な情報を持った人に出会えたり、次の展開にむけての準備がたまたま整っていたり、絶妙なタイミングでいろいろな物事がつながって発展していくことが起こります。見えないチカラにバックアップされている感覚になる出来事が良く起こるのです。

逆に家相や風水が悪い家の場合、スタートしたことが時期早々であわなかったり、判断を間違えたり、頑張っているのに認められないといった残念なことが起こります。なんだか物事がうまく進まないと感じるような出来事やトラブルが多いものです。

ただ、家相や風水の整った家に住んでいる場合でも、ただ家でのんびり寝ていて何もしなくても良いというわけではありません。たまたまとはいえ準備や行動をしていたことが世の中の時運に乗って発展・成長していくのです。つまり家相や風水の整っている家に住むと世の中の流れや上昇気流に乗ることができるといえます。

まとめ

家相や風水は、環境と調和して人が発展成長していくための知恵を学ぶ学問です。家相や風水を整えればあとはわがままに生活していれば勝手に周りが合わせてくれて、都合よく人生が展開されるという事ではありません。

家相や風水の整った吉相の家に住めば、良いことばかりが起こって、嫌なことは全く起こらない人生になるのかというとそうではありません。良い人生とは、自分にとって都合の良い人生のことではないからです。良い家相や風水の家に住むと、自分の思い通りの人生ではないかもしれないけれど、いろいろなことがあったおかげで何か得るものがあり、人として成長できたと思える良い人生を送ることができます。

誤解が多いように思いましたので今回は家相や風水の整った家に住めばそれで何もしなくて良いわけではないことをお伝えいたしました。参考にしていただければ幸いです。


家相(間取り)が変われば人生が好転する

これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。

例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。

また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。

家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。

こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。

そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。