引越しは、お金も手間もかかり大変なことです。 それでも、1年くらいで新しい住居を見つけて引っ越しを繰り返す人もいます。引っ越しが好きな人に話を伺うと、環境が大きく変わることが魅力だと言います。

方位学を学ぶと、引っ越しによる吉凶の影響が分かります。おそらく、引っ越しが好きな人は、良い方位へ引っ越した経験があり、引っ越し後の生活がとても良いものだったのでしょう。そのため、もう一度やってみようと思うのではないでしょうか。

逆に、引っ越しの方位が悪いと「この家に来てから調子が出ない」「引っ越して以来、お金がどんどん出ていく」「ここに来てから体調が悪い」ということになってしまいます。そうなると、引っ越しは大変だと思うはずです。

「良い引っ越し」と「悪い引っ越し」の差は、移動した方位の良し悪しによって決まります。

このページでは、「方位学に基づく引っ越し」について解説をしていきます。

方位学上で考える引っ越しとは

正しい引っ越し日とは

引っ越しとは、新居を契約して、家具を運び入れた日と考える人が多いのではないでしょうか。

しかし、方位学でみる引っ越しとは、物の移動では判断しません。住む人が、その家で飲食をし、寝泊まりを開始した日が引っ越し日になります。

良い引っ越しになるように、方位を気にして引っ越し日を決め、その日に家具など持ち込んだとしても、片づけたあとに、元の家に戻って寝てしまったら引っ越したことにはならないのです。

引っ越しは物の移動ではありません。人が食事をしたり寝泊りすることで引っ越したことになります。つまり、生活をスタートさせた最初の日が「正しい引っ越し日」になるのです。

引っ越し日と寝泊まり

人の気は、その人が生活する場所に宿ると考えます。つまり、飲食をしたり寝たりする場所がすべての基準になるのです。

ただ、人の気は飲食や寝泊まりをスタートしたからといって、すぐに新しい住まいには移り変わりません。90日から120日程度の時をかけ、少しずつ移動すると考えられているのです。 つまり、引っ越したばかりの人は、以前に住んでいた家に、気がまだ残っている状態といえます。

おそらく、仕事に疲れてぼぉ~っとしていたり、お酒を飲んで酔っ払っていたりして、無意識の状態で帰宅しようとすると、ついうっかり以前住んでいた家の方へ帰ってしまうような、あいまいで不安定な状態なのです。

ですから、なるべく早くしっかりと新しい家に気を根付かせる必要があります。そうでないと、気持ちも行動も落ち着かないからです。根付きを早めるためには、新居でしっかりと寝て、ご飯をちゃんと食べるようにしましょう。

悪い引っ越しになる方位とは

引っ越しを行う際に、気を付けなくてはならない凶方(悪い方位)はその年によって変わります。今年は良くても来年になると凶方位になるのです。1年に1度変わる年盤、毎月変わる月盤をしっかりと確認して、吉方位を割り出さなくてはなりません。

1年の切り替わりは立春(通常2月4日)です。この日を境に吉凶が大きく変わる場合があります。もし「家が1月中に完成予定だけれど、遅れたら2月になる」という場合は、注意が必要です。

引っ越しは、吉凶ともに60年間影響します。良い引っ越しをすれば、良いことが60年間続くということです。しかし、悪い引っ越しの場合は、悪いことが60年続いてしまいます。

凶方の種類

凶方にはいろいろな種類があります。下記はすべて凶方です。それぞれ凶の出方に違いがあります。

  • 五黄殺(ごおうさつ)…五黄が位置する方位
  • 暗剣殺(あんけんさつ)…五黄の反対側
  • 破壊殺(はかいさつ)…干支の反対方位
  • 本命殺(ほんめいさつ)…個人によって違う
  • 月命殺(げつめいさつ)…個人によって違う
  • 的殺(てきさつ)…個人によって違う
  • 小児殺(しょうにさつ)…数えで10歳以下の子供にとっての本命殺

これだけあると、家族が多い場合、全員を吉方位に合わせることは至難の業です。しかし、凶方への引っ越しとなると、事故や病気など、いろいろなアクシデントに見舞われます。ご家族にとって最小限の凶で収まるようにしなくてはなりません。

私がご相談を受けた中でも、凶方への引っ越しをしたことによって、事故に合ったり、体調不良に見舞われたりした事例がいくつもあります。

引っ越しの方位が悪いことによる凶作用は、もう一度、今度は吉方位で引っ越しをしなくては消えません。つまり、60年間引きずることになるのです。

しっかりと方位を観ることができる専門家に相談するようにしましょう。

まとめ

引っ越しは、環境が大きく変わるため、方位の吉凶に関係なく大きなストレスになります。ですから、気が完全に根付くまでは、なるべく無理はしないようにしてください。ゆったりとしたスケジュールを心がけましょう。

そして、なるべく旅行や外泊などは避けて、3~4か月は規則正しい生活で過ごしてください。そうすると、引っ越しによる体の疲れや物事の不具合が押さえられます。ただし、凶方での引っ越しの場合は、気が落ち着いたころから凶作用が出て来るので、十分注意してなるべく悪い現象がひどくならないように気をつけましょう。


家相(間取り)が変われば人生が好転する

これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。

例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。

また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。

家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。

こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。

そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。