玄関は家の「顔」であり、運気の入口です。玄関が整っているかどうかで、住む人の印象だけでなく、家全体の気の流れや、家族の運の質までも大きく左右します。
例えば、玄関を開けた瞬間に「明るく清々しい香りがする家」と「暗く湿気や靴の匂いがこもっている家」では、受ける印象がまったく違います。
実際に、玄関の状態がきっかけで「出会い運が変わった」「家族の雰囲気が明るくなった」という声も珍しくありません。
つまり玄関は、ただの出入り口ではなく、幸運を招き入れるゲート なのです。
あなたの住んでいる家の玄関は、今どんな気を招き入れているでしょうか?
このページでは、玄関の状態を確認するポイントと対策をまとめました。
玄関で分かる暮らしの雰囲気
玄関は単に人が出入りする場所ではなく、外から「気」を取り込む重要な場所です。
玄関の状態次第で、良い気を招き入れることも、逆にせっかく入ってきた良い気を停滞させ、気をため込んでしまうこともあります。
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玄関が暗いと → 気分が沈み、家族間の雰囲気も重くなる
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玄関が冷えると → 健康運や金運をさげてしまう
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ジメジメしていると → エネルギーを停滞させる
つまり、玄関はその家に住む人の「気配・暮らしぶり・運の質」を映す場所なのです。
玄関は生活習慣や心の状態を映し出す鏡
玄関は、その家に住む人の生活習慣や心の状態を映し出す鏡のような場所です。
実際に訪れる人は、無意識のうちに玄関の明るさや匂い、整理整頓の具合から家全体の雰囲気を感じ取っています。
では、具体的にどのような玄関が、どのような印象につながるのでしょうか?
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靴が散乱している → 「慌ただしく落ち着きのない家」
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暗く湿気っぽい → 「心配事や不安を抱えがちな家」
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花や観葉植物が飾られている → 「明るく人を迎える家」
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アロマや木の香りが漂う → 「良い気に満ちた清らかな家」
逆に、ゴミや古い靴が放置されていると、その瞬間に訪問者は「重く暗い気」を感じてしまいます。
家相における玄関の位置
家相では、玄関は「たたき(土間)と扉の位置」で見ます。
方位の区分は、
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東・西・南・北:30度
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東南・南西・北西・北東:60度
(※風水の45度区分とは異なります)
特に 東南の玄関は、朝日と南からの光を受け「発展の方位」とされ、人間関係・繁栄・発展の運気を呼び込むとされます。
ただし、玄関が「引っ込んで」いる場合は凶相となり、せっかく東南に玄関があっても方位の力を活かせません。
逆に、北東、南西の玄関は良くないと言われますが、玄関が引っ込んでいない状態で、家全体の形が吉相であれば全く問題はありません。
玄関の方位だけで吉凶の判断をするのではなく、形状の方が吉凶判断には重要です。
家と玄関の形状による吉凶判断
玄関が出ているか、引っ込んでいるかを正確に確認してください。
出ているかフラットな状態であれば欠け(凶)ではない可能性が高いです。
家相の張り欠け(吉凶)は下の図のように、端から出ている場合は1辺の3分の1以内、1辺の途中からの場合は1辺の5分の1以内の張り出しで無ければなりません。
それ以上の幅の場合は、欠けとなり凶相です。 この条件を満たしたうえで、玄関の張り欠けを観ていきましょう。
下の写真のように引っ込んだ玄関は欠け(凶)になります。
玄関前のポーチ部分が出っ張っているだけでは「張り」にはなりません。
屋根と床と壁に囲まれていて、外気と遮断されている部分のみ家相に含みます。ですから、ポーチは外気が通り抜けるため、家相鑑定上は外とみなします。 まず、玄関は引っ込ませ(欠けさせ)てはいけません。
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張りの玄関(ちょうどよく張り出した玄関) → 良い気を増幅し、家全体が活性化する
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欠けた玄関(引っ込んでいる玄関) → 気を弱め、家族関係や健康運に悪影響
最近は「2階の床を玄関ポーチの屋根にする」形が増えていますが、これは施工費を抑えられる反面、家相上は「欠け」となり凶相です。
香りによる玄関ケア
玄関を整える上で、見た目や明るさと同じくらい大切なのが「香り」です。人は玄関に入った瞬間に五感でその家の雰囲気を判断しますが、特に嗅覚は無意識に印象を左右します。
良い家は「良い香り」がします。
玄関に漂う香りは気の質を左右し、方位に合わせて香りを選ぶとさらに運気が整います。
方位別おすすめの香り
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北玄関 → ヒノキ・サンダルウッド(冷えを和らげる)
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北東玄関 → クローブ・ラベンダー(変化に安定を与える)
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東玄関 → ペパーミント・ローズマリー(発展力を高める)
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東南玄関 → 柑橘系・ゼラニウム(人間関係を良くする)
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南玄関 → ローズ・イランイラン(感情の乱れを整える)
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南西玄関 → カモミール・ラベンダー(家庭運を安定させる)
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西玄関 → バニラ・スイートオレンジ(金運・楽しみをサポート)
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北西玄関 → フランキンセンス・セージ(信頼や責任を強化)
※人工的な芳香剤よりも、自然由来の香り(エッセンシャルオイル・生花・木の香り)を選ぶのが吉。
まとめ
ここまでお伝えしてきたように、玄関は見た目の印象だけでなく、気の流れや家族の運気に直結する大切な場所です。
最後に、今回の内容を整理すると次のようになります。
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玄関は「家の顔」であり「気の入口」
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暗さ・冷え・湿気・悪臭は凶作用を強める
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東南玄関は発展の吉方位だが、形状が欠けていると効果が失われる
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香りを方位に合わせて整えることで、玄関の気はさらに強まる
玄関に入った瞬間に「気持ちがいい」と思える家は、そこに住む人の心も暮らしも自然と整います。
毎日出入りする玄関だからこそ、光・清潔さ・香りを意識して整えることが、家全体の運気を底上げする第一歩なのです。
チェックリストを作りました。確認をしてみてください。
玄関セルフチェックリスト(5項目)
あなたの家の玄関は、次のチェックに当てはまりますか?
気になる項目が多いほど「気の滞り」が起きやすい玄関になっています。
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靴が出しっぱなしで、玄関が雑然としている
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玄関が暗く、昼間でも電気をつけないと薄暗い
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冷気や湿気を感じることが多い
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ゴミ袋や段ボールなど、一時的な物置になっている
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香りに気を配っていない(靴や湿気の匂いがこもることがある)
結果の目安
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0~1個:良い気を迎え入れる玄関。さらに香りや観葉植物で整えると◎
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2~3個:気の流れがやや滞り気味。掃除・明るさ・香りを意識して改善を
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4~5個:凶作用が強まりやすい玄関。すぐに片づけや換気をして、自然の香りを取り入れる工夫を
セルフチェックで改善点が見つかったら、すぐに小さなアクションを始めてみてください。
玄関を整えることは「家全体の運気を整える第一歩」です。
家相(間取り)が変われば人生が好転する

これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。
例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。
また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。
家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。
こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。
そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。