自宅のすぐ横にアパートやマンションがある場合は、斜め上から自宅が丸見えで、プライバシーが守られていないのではないかと気になるものではないでしょうか。一般的な住宅街でも、隣人の目線や動きが気になったり、余計な介入をしてこられたりして、ご近所付き合いに悩んでいる方からのご相談を受けることがあります。
このページでは、そのような場合の風水的な解決策と対策を施した方からの感想をご紹介します。
敷地境界線の現状
最近の分譲住宅地では、お隣との敷地境界線がこのような高さの低いコンクリートブロックやロープで仕切られていることが多くなっています。このような自分の家の敷地とお隣の敷地の境界線を子供でも行き来できるような状況の場合、気の流れが、隣と自分の家との境目がハッキリしていないため、安定せず、抜けてしまうのです。
そして、自分たちの敷地の中に、隣の住人の気が入り込んできてしまうため、気持ちが落ち着かないだけでなく、隣の人の動きや視線がどうしても気になってしまいます。また、自分たちと相手との境界線があいまいであることから、余計な口出しをしてしまったり、逆に、口出しをされてしまったりすることにもなります。その結果、ご近所トラブルに発展してしまうケースもあるのです。
敷地境界線をハッキリさせる重要性
「隣人の目線がどうしても気になる」「リビングから隣の家の玄関が見える」「落ち着かない」とご相談を受けた方の現状を確認しました。すると下の写真のようにとても低いコンクリートブロックで敷地が区切られているとのことでした。そこで、フェンスの設置をするようにアドバイスをしたのです。
高さは1m程度であっても、フェンスを設置することで、境界線がハッキリして、自分たちの敷地であることが明確になります。このことによって、自分たちの土地の気の流れをしっかりと確保し、隣人の敷地へ流れていくことを防止することができるのです。
そして、さらに、フェンスを設置することが「結界(けっかい)を張る」という意味合いにもなります。結界とは、一般的には神社仏閣における聖なる場所と、俗なる場所とを分ける境目のことです。つまり、空間を分けることをいいます。
結界を張ることによって、要らないものが自分たちの敷地に入ってこないように守ることができるのです。
フェンスを設置した後の感想
ご相談いただいた方は、このようなフェンスを設置しました。高さは120cmです。これでも十分結界の役割を果たしてくれます。
このフェンスを設置してからの感想を頂きました。
先生、最近思ったことがあります。
不思議と、フェンスが出来てから、気持ちが楽です。
意識が外に向かない感じで。
結界とはこういうことなのかなーと思いました!。
色々、相談させてもらってありがとうございました!
不思議です!
前は、毎日毎日、横が気になってて。見るたびに憂鬱になってたんですが、フェンスが出来てからは、高さが足りなくても気にならなくなった感じです。
不思議ですねー。ホント笑!
なんか、分からないですが、何かに囲まれてる感じです。守られてる?違うな、スースーしない感じですかね!
このように、フェンスがあることによって、気持ちが落ち着くのです。
結界を張る効果
今回は、お隣との関係性について悩みを持つ方からのご相談でしたが、交差点のそばであったり、ゴミ集積所が目の前にある場合だったり、自分の住む敷地のそばで気になる状況がある際には、敷地境界線にフェンスをすることで、嫌な気が自分たちの敷地に入ることを防ぐことができます。
また、隣接するマンションやアパートからの視線が気になる場合も、結界を張ることで気にならなくなるものです。
結界を張るために設置するものは、アルミ製のフェンスに限らず、植物を用いた生け垣であったり、竹や木製のウッドフェンスでも構いません。より良いものを選ぶとすると、植物を用いた結界です。神社や仏閣の周りが木で覆われているのは、神聖な場所を俗世間の気から守るためです。
木は生きていますから、自ら気を発生させ、動かすことができるため、強力な結界になります。ただ、生け垣にする場合、植物は成長するため、選定作業や水やりなどの管理が伴うことを考慮の上で設置しましょう。
生け垣の植物が成長しすぎて家を覆うくらいの高さになってしまうと、家の中に光が入らなくなるため、運気が落ちてしまいます。また、防犯上も死角を作ってしまうため良くありません。生け垣の設置を検討する際には、採光と防犯の部分も考慮してください。
アルミ製のフェンスやコンクリートブロックなどで塀を作る場合も、城壁のような高さにはしないようにしましょう。あまりにも高さが高いと、城壁のようになってしまい、圧迫感が出てしまいます。また、高さの高い塀で自宅を囲ってしまうと、外からの良い情報も入りづらくなります。
まとめ
隣の人が介入してきたり、視線や言動が気になったりする場合は、自分たちの敷地とお隣との敷地にある境界線を見直してみてください。
もし、ロープや低いコンクリートブロックで仕切られているだけだとしたら、フェンスや生け垣を施して、境界線をはっきりさせましょう。境界線がハッキリさせていないことが、ご近所トラブルの原因になっている可能性があります。
塀、フェンス、生け垣などで自分たちの敷地を明確にすることで、結界を張ることができ、ご近所からの介入を防ぎ、自分たちのエネルギーを守ることができます。
家相(間取り)が変われば人生が好転する
これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。
例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。
また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。
家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。
こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。
そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。