住む家の家の形、間取り、引っ越し方位の吉凶は住む人のエネルギーとリンクしています。その物件に住むことになるという事は、住む人が日頃から考えていること思っていることと同調しているからこそ、エネルギーが引き合ってその家に住むことになるのです。
家を建てるときやマンションを購入するもしくは、賃貸でも引っ越して新生活をするとなると、思い描く未来は明るく前向きな希望にあふれる生活ではないでしょうか。これからの新生活をより楽しく、誰しも快適に過ごしたいと思うものです。
そして、この家なら幸せな生活ができる!ココなら理想的な生活ができる!と思って物件を決めるのですが、実際に建てようとしている家、もしくは引っ越そうと思っているマンションや選んだ物件が真逆の深層心理(将来への不安や不満)を浮き彫りにしているケースがあるのです。
このページでは1000件以上の鑑定をして、たくさんのご家族のケースを拝見しているなかで、潜在意識が家を引き寄せていると改めて感じたケースをご紹介します。
自然界の動きに沿った物件を選ぶことの重要性
家相や風水の考え方は天地自然の法則にのっとって、家や建物の形、水回りなどの配置、インテリア、外観などを通じてエネルギーの流れを調整し、住む人の運気を向上させる古代中国の哲学です。
この原理原則に基づくと、家の窓の配置は非常に重要であり、特に南と東の窓は重要な役割を果たします。なぜなら東から太陽が昇り、南に向かって上昇し西に沈んでいくことが、毎日の自然の流れだからです。だからこそ家の形や間取りを考えたり、物件を選んだりするときに重要視したいポイントに窓の位置・採光の状態があります。
1. 自然光と健康
家相や風水において、南の窓は「陽の気」を取り込むために重要です。南は太陽が最も高く昇る方向であり、一日の中で最も多くの自然光を取り込むことができます。自然光は私たちの健康にとって非常に重要です。自然光の不足は、ビタミンDの欠乏、季節性情動障害(SAD)、さらには一般的な幸福感の低下など、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。南に窓が無いと、家全体が暗くなりがちで、住む人々の精神的・肉体的健康に悪影響を及ぼすことがあります。
2. エネルギーの流れ
家の中を流れるエネルギー(気)のバランスが重要です。南の窓は、積極的で活気に満ちた陽のエネルギーを取り入れ、それが家全体に広がることを可能にします。南に窓が無い場合、陽のエネルギーが不足し、家全体が陰のエネルギーに支配される可能性があります。これにより、家の中の気のバランスが崩れ、住む人の運気が低下することがあります。
3. 成功と繁栄のシンボル
家相や風水において、南の方向は成功、名誉、繁栄を象徴します。南の窓を通じて流入する陽のエネルギーは、これらのポジティブな運を引き寄せる力を持っています。南に窓が無い場合、家の中に成功や繁栄のエネルギーが入りにくくなり、住む人々がキャリアやビジネスでの成功を達成するのが難しくなってしまうのです。
4. 東の影響
東の方向は、家相や風水では成長と新しい始まりを象徴します。朝日の光を取り込む東の窓は、希望と活力をもたらします。東の窓が小さいもしくは無い場合、このポジティブなエネルギーの流入が制限され、新しいプロジェクトや始まりに対する意欲が減少する可能性があります。また、東に窓がないもしくはあったしても小さい場合は、家全体のエネルギーの流れを制限し、閉塞感を感じさせることがあります。
5. 気の流れと閉塞感
南と東の窓が小さかったり無かったりといった自然光の入り具合が不十分な家では、エネルギーの流れが妨げられることがあります。家相や風水では、良好なエネルギーの流れ(気)は、家全体の健康と繁栄に直結していると考えるのです。南や東の窓が無いもしくは小さいと、気の流れが停滞し、住む人々がストレスや不安を感じやすくなることがあります。また、窓が少ないことで、換気が不十分になり、空気の質が低下することも問題です。これにより、家の中の空気がよどみ、カビやホコリが溜まりやすくなり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
病気と診断され将来に不安がある中で引っ越すご家族の家
これから新築する家の鑑定依頼をいただき、変更をした方が良いとお伝えさせていただいたことをご紹介します。
細かい部分は割愛させていただきますが、主に玄関前の欠け(凶相)、南に窓が無いこと(赤丸)、東の窓が小さく採光が十分に取れていないこと(青丸)に触れました。
そして上記の観点から、将来に不安な点があるのではないかとお聞きしたところ、奥様が病気と診断されていることや交通の便があまり便利ではないことへの不安などがあるとのことでした。
(この計画図面は変更されるとのことで、サイトへの掲載をご了承いただきました。ご協力いただきありがとうございます。)
家は住む人のその時の心境や状況の通りに建つのです。家を建てるという事ではなく、中古物件やマンション、賃貸物件を選ぶ場合も同じです。そしてその深層心理にある思いが現実化してしまうことになります。
計画の段階でご相談いただいた場合は、図面から見える現状とこうしたら良いですよという対策をご提案させていただきます。その結果を踏まえ、計画図面を変更すればこの時抱えている不安は現実化しません。また物件選びの場合もその物件を選ばない、もしくは引っ越すことで解消されます。
家と住む人とのエネルギーはリンクするという事がお分かりいただけたでしょうか。
家相・風水的な採光不足に対する改善策
南や東に窓が無いもしくは小さい家の場合のいくつかの具体的な対策を紹介します。
まず、計画中の図面の場合は、計画を変更することを強くお勧めします。マンションや賃貸物件で東から南の光が入らない物件にしようと迷われている場合は、他の物件にしてください。
生活において東から南にかけての自然光が家の中に入る状態を作ることは大変重要です。もしそのまま東から南の光が入らない家を建ててしまったり、入居してしまったりしたら、天気の良い昼間なのにずっと家の中がうす暗いというような生活を強いられ、心も体も元気を失っていきます。今すぐ計画を変更しましょう。
対策①照明の工夫
すでに住んでいる場合の対策をお伝えします。
自然光が不足している場合、人工照明を工夫することも重要です。暖色系の照明を使用し、部屋全体を均一に明るくすることで、陽のエネルギーを補うようにしましょう。
対策②カラースキーム
南のエネルギーを補うために、赤やオレンジなどの暖色系のインテリアを取り入れると良いでしょう。これらの色は、火の要素を象徴し、陽のエネルギーを強化します。
対策③観葉植物を置く
植物は呼吸をするためエネルギーが流れます。また成長をするため発展的な気を生み出します。東や南に配置すると効果的です。ただし南に置く場合は2鉢以上置くようにしましょう。
対策④リフォームや改築の検討
可能であれば、リフォームや改築によって窓の配置を改善することが最も効果的な解決策です。南側に新しい窓を設置したり、東側の窓を大きくしたりすることで、自然光の取り込みを増やし、エネルギーの流れを劇的に改善することができます。
まとめ
家相や風水において、東から南に窓が無かったり小さかったりして、自然光が十分に入らない物件は、健康、運気、エネルギーの流れにおいていくつかの問題を引き起こす可能性があります。
可能であれば図面や検討している物件を変更し、根本的な「選ばない」という対策をしてください。
しかしすでに住んでしまっている場合は、引っ越すことをお勧めしますが、難しい場合は家相や風水の原則を理解し、適切な対策を講じることで、これらの問題を軽減し、より快適で運の良い生活環境を作り出すことができます。住む人々の健康と幸福を第一に考え、家相や風水の知恵を活用して最適な住環境を実現しましょう。
家相(間取り)が変われば人生が好転する
これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。
例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。
また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。
家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。
こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。
そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。