店舗運営で大切な要素の一つが「トイレの印象」だとご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。実はお店に「また来たいな」と思ってもらえるかどうかは「トイレ」によって決まるのです。

特に飲食店にとって、トイレの位置や雰囲気作りは重要です。トイレを使用するお客様が多いので、トイレに入った時の印象の良し悪しが、お店の収益に大きく影響してしまいます。

もし、店舗経営をされていて、現在売り上げに関して悩んでいるなら、メニューの改善やスタッフ教育よりもトイレを快適な状態へ整えることの方が重要といえるのです。

このページでは、店舗経営とトイレの関係や売り上げアップにつながるポイントについて家相や風水の観点から解説していきます。

トイレの印象=店のイメージ

この調査はTOTOが2013年に行った「飲食店トイレについての意識調査」のデータです。この調査結果では、トイレがきれいだとお店のイメージが良くなると答えた方が79%と大半を占めています。

特に女性は、鋭い感性を持ち合わせています。そのため、物事を視覚的にとらえ、感覚で判断する傾向にあるのです。ですから、どこか1か所でも「なんか嫌だな」と感じると「あのお店はイマイチだった」と印象に残ってしまいます。

もし、トイレが不衛生だった場合は「二度と行きたくない」「あのお店はダメ」と判断してしまうのです。女性客を呼び込むにはトイレに神経を使わなくてはなりません。

こちらの調査項目によると、お店選びの基準として、10人に1人以上が「トイレのきれいさ」をあげていることが分かります。

つまり、スタッフのサービスや心遣いがいくら良くても、料理がおいしくても、トイレの印象が悪いとお店のイメージが悪くなってしまうのです。では、どんなトイレが望ましいのでしょうか。

飲食店の理想的なトイレとは?

このように、店舗経営において「掃除が行き届いていると感じられる」「においがない」トイレがもっとも求められています。「におい」を良くすればいいのなら、芳香剤でごまかせばいいのかというとそうではありません。芳香剤のにおいがきつすぎるトイレも印象が悪くなる要素の一つです。

つまり、トイレの印象が良ければ、再来店に繋がります。しっかり掃除をして、さわやかなトイレに保つように心がけましょう。

どのようなトイレがお客様の印象を良くするのかわかったところで、収益を左右するトイレの配置について解説していきます。

収益を左右する西のトイレ

トイレの位置がお店の中心から見てどこの方位にあるかで、収益に影響が出ることをご存知でしょうか。
特に、お店の中心から見て西にトイレがあると、金運がない配置に該当するので、お金がどんどん出ていきます。

西は、金運を左右する方位です。この方位にトイレがあると、金運を流してしまうため、コストに無駄が出やすくなります。その結果、過剰な在庫を抱えたり、設備に予定外のお金がかかったりして、利益が水と共に流れていくことになるのです。
つまり、西にトイレがある店舗の運営は、資金繰りが悪化しやすいでしょう。

すでにある西のトイレはどうするか

お店の中心から見て西にトイレがあると、資金繰りに苦労すると言われても、もうすでに「ある」場合は、どうしたら良いのでしょうか。

まずは、清潔さを保つ事が重要です。「汚れたらきれいにする」という後処理型ではなく、常にきれいにしておくようにしましょう。清潔さを維持するための姿勢と工夫、習慣が大切です。

また、絵や花など飾るものの色をピンク・オレンジなど暖かい色合いにしましょう。

このとき、決して赤、紫、青を使用しないようにしてください。赤と紫は火のエネルギーを持つ色です。金は火で溶かされてしまいます。そのため、金運をつかさどる西に赤や紫の色のものを置くと金運が溶かされてしまいます。また、青は経済の循環を冷ましてしまう色です。

西には、赤、紫、青を避けて、オレンジ、ピンクの色のものを置くようにしましょう。

まとめ

トイレは、用を足すだけではない、居心地の良い空間に仕上げるとお店の印象が良くなります。私の家の近くでも、トイレの壁に描かれた絵が素敵だと話題になり、繁盛しているお店があります。

お店のトイレが綺麗だったり、印象的だったりすると、多くのお客様にとってお店のイメージアップとなり、再来店へ繋がるきっかけになるのです。店舗運営を軌道に乗せたい場合は「トイレ」を意識的に活用していきましょう。

お店の中心から見てどこの位置にあるかが特に重要です。これから間取りを決める場合は、東か東南エリアに配置すると良いでしょう。西には置かないようにしてください。金運を流してしまうため、収益を落としてしまいます。店舗運営にトイレはとても重要な場所なのです。


家相(間取り)が変われば人生が好転する

これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。

例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。

また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。

家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。

こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。

そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。