新しく店舗をオープンさせる方から「店舗に家相や風水の知恵を使って繁盛させたい」というご相談を多くいただきます。経営陣の運営力はもちろん必要です。そのうえで、家相や風水の技を加えることで「見えない力を味方に付ける」ことができます。

新店舗をオープンさせるには、多額な資金が必要です。なかには、開業したけれど、1年も経たずに資金繰りに困り、閉店を余儀なくされる店舗もあります。そうなると、お店はないのに多額の借金を背負うことになってしまうのです。

最初からうまくいかないと分かり切った土地にお店を構えたり、店長と合わない建物を建ててトラブルに巻き込まれたりしないように、家相や風水の知恵を使って確実な物件選びをしましょう。

このページでは、新しくお店を構えようとする方に必要な家相や風水の知恵をご紹介します。

儲からない土地

西に水脈がある

お店を構えるなら、西に川、用水、池など水に関するものが無い土地を選びましょう。西に川など水が流れている場合、金運を流してしまうのです。つまり、儲かりません。お店に近ければ近いほど影響を受けてしまいます。西に川や用水がある場合は、直線距離で750メートル以上離れている土地を選びましょう。

川や用水は、西にあると金運をダウンさせますが、東にあると「発展・成長・拡大の気」をもたらしてくれます。近くに川がある土地を検討する場合は、川がその土地から見てどの方位にあるのか、どれくらい離れているのかをしっかり確認しましょう。

土地の形状が三角形

お店の出店場所を選ぶ際には、土地の形も気にして選ぶようにしましょう。三叉路などにみられる三角形(地図中の赤丸)や極端な台形の土地(地図中の青丸)は凶相といい、悪い土地の形です。極力避けてください。

このような土地は、とても安く売りださることの多い物件です。初期投資を少なくしたい気持ちは分かりますが、長く安定した経営を目指したい場合は購入しないようにしましょう。

もし、借金などがあり、早急に返す必要のあるなど特別な事情がある方は、あえて三角の土地に出店する方法もあります。建てて7年くらいは、かなり売り上げがあがると言われるからです。しかし、そのあとは崖を転がり落ちるように売り上げが落ち、トラブルが発生するとされています。

一度三角形の土地に根をおろしてしまうと、移転後も前の土地の影響を受けてしまうためお勧めしません。また、敷地内に高低差がある土地も避けましょう。運営上の安定感を欠き、スタッフ同士の調和がとれず、運営が難しくなります。土地を探す際には、なるべく長方形に近いフラットな土地を選びましょう。

儲からない店構え

繁盛しているお店は、外観の色や出入り口の位置が、店長さんの生年月日から割り出した「運気を上げるポイント」と一致しています。

例えば、水の要素を持つ一白水星生まれの店長さんが、火の性質を持つ南が入り口の店舗を運営しようとするとうまくいかないのです。また、火の性質を持つ赤色や紫色をお店の外壁にしてしまうと一白水星の店長さんとは合いません。火は水に消されることで分かるように、相性が悪いからです。

お客様はお店の外観の色やデザインから、いろいろなイメージを抱きながら訪れます。店長さんの気質に合った良いお客さんを呼び込むには、生年月日から割り出す店舗経営をうまく運ぶためのポイントを抑える必要があります。

それぞれの店舗が持つ「こだわりのポイントやコンセプト」は、色彩を通して伝えられることが多いものです。逆に、色彩をうまく使用できないお店は、お客様に思いが伝わりません。そして、お店にとって迷惑なお客さんを引き寄せてしまう場合もあります。

たとえば、飲食店を経営している店主さんから「お酒を飲んで他のお客さんに迷惑をかける男性がほぼ毎日来て困っている」とご相談を受けて、確認した店舗は店主さんにとってとても悪い方位に入り口があり、外壁の色と入り口の扉の色が合っていませんでした。

そこで、店長さんとお店の相性を合わせるために、入り口ドアにもう一色足してもらったり、中の椅子の数や飾られていた絵の配置を移動したり工夫をしていただきました。その結果、迷惑な男性客は来なくなったとご報告をいただいています。

まずは「ファサード」と呼ばれる正面部分の外観を工夫しましょう。ファサードは扉やのれん、立て看板、メニューなどなどから伝わります。ぱっと見てコンセプトがわかりやすいかどうかがとても大事です。ファサードを店長さんの生年月日に合わせて選んでいきましょう。

なお、ファサードの決定については、土地に隣接する道との兼ね合いやお店の業種業態によって考慮しなくてはならないことがたくさんあります。もし、店長さんと店の入り口がどうしても相性のいい方位に設けられないという場合は、相性を良くするための一工夫が必要です。

まとめ

店舗運営には、家相や風水の知識を取り入れるとスムーズに軌道に乗せることができます。最初からうまくいく土地を選び、ファサードと呼ばれる外観を店長の生年月日とお店の状態とを合わせ、うまくいくように決めていくからです。

何をやってもうまくいかない土地はあります。多額な資金を投じる際に、そのような土地を選んではいけません。土地選びの際には、家相や風水の知識があれば、儲からない土地を選択肢から外すことができます。

このページでお伝えしたことをもとに、売り上げが上がる良い土地を選び、ファサードを意識した店づくりをしていきましょう。

 


家相(間取り)が変われば人生が好転する

これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。

例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。

また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。

家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。

こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。

そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。