家を建てる、中古住宅の購入、リフォームをするなどの際には、自分だけでなく、家族みんなが幸せで豊かな生活になるような家にしたいと考えることでしょう。家に関することを考えるタイミングで、風水や家相が気になり始める方は多いのではないでしょうか。

もし、風水や家相の知恵を知ることなく建てた家が、凶相(悪い形状の家相)の家だった場合には、生活を続けていく上で何か必ず不具合を感じる要素が出てきてしまいます。家は時間をかけてプランを練って、高額な資金を投資して建てる一生に一度の高価な買い物です。

住み始めてから、家の形状や間取りが残念な状態となっていることが原因の不具合に見舞われてしまった場合、かなり悔いが残るのではないでしょうか。

このページでは、実際に風水や家相の知恵を活用した住宅にする際に必要な「間取りプランの考え方」「業者や設計士など現場サイドにプランを伝える際の注意点」をお伝えします。

風水や家相の知恵を取り入れた0(ゼロ)からの家づくり

新築の場合は、間取りや仕様を選べるため比較的自由にいろいろな物事を決めることができます。しかし、自由であるかゆえに、かえって迷うことも多いのではないでしょうか。

一時的な感情で間取りや仕様を決めてしまうと、家相や風水的にも良くありません。また、住みにくくなってしまい、後悔することになりかねません。

したがって、何もない状態からプランを立てる際には、まず建築予定の土地と接している道路の方位と土地の形を考慮して間取りのプランを立てていくことになります。

張り(吉)と欠け(凶)の見分け方

まずは、全体のイメージができたら、張り(吉)欠け(凶)の確認をしましょう。ただ、一辺の3分の1より出てしまうと出すぎになります。下図のように張り出させすぎてしまうと欠け(凶)を生み出すことになるため、注意してください。

端からの場合は一辺の3分の1以内の範囲で張り出した所を作りましょう。1辺の真ん中を出す場合は、5分の1以内の幅に納めなくてはなりません。バランスよく張り出している家は「吉相(良い家相)」の扱いとなります。

このとき、張り出し個所を作りすぎて複雑な形状にならないように気を付けてください。デコボコした形状の家は、生活が落ち着かず逆に「凶相(悪い家相)」になってしまいます。

また、張り出し個所が多いと工事をするうえで手間暇がかかるため、住宅の建設費用が高くなってしまいます。

玄関に欠け(凶)を生むポーチの注意点

素面作成の際には、玄関を引っ込ませてしまわないように注意してください。とはいえ、玄関は扉を開いたときに雨風をよけるための屋根が必要です。下図のように、2階の床にあたる部分で玄関の屋根をまかなおうとすると玄関が引っ込んでしまい、「凶相(悪い家相)」の扱いとなりますので気を付けましょう。

玄関は引っ込ませずにフラットにそろえるか、前へ出すようにしましょう。ポーチは屋根があっても横から風が抜けて外気にさらされていれば外としてみなします。

良い間取りの配置とは

家の形状が決まったら、どこに何を配置するか検討していきます。この段階では、可能な限り自由にどんどん想像を膨らませて、いろいろなアイディアを出してください。何度も考えていく過程で、だんだんと方向性が定まっていきます。

まずは、玄関、キッチン、リビング、ダイニング、お風呂、トイレ、寝室、階段の位置を方眼紙に書いてみましょう。方眼紙を使いタタミ1畳を設定して埋めていくことで、全体のイメージがつかみやすくなります。

玄関を引っ込ませることが無いように注意しましょう。家の形は張りを設け、キッチンやトイレなどの水回りはなるべく水のエネルギーと相性の良い東から東南に配置してください。西に水回りが来ると金運が逃げてしまいます。家相の理想的な家の形と間取りは下のようなものです。

この家は北西と南東に張りのある吉相です。家の中や健康が整い発展的で充実感のある生活ができます。

中古住宅をリノベーションして吉相の家にする

中古住宅を購入して家を手に入れる方法もあります。購入後にリノベーションを施す必要がある場合は、せっかくなら吉相の家にしたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような場合は、なるべく今ある家を活かしたいものです。

以下は、北東部分が引っ込んでいる家に家相鑑定時に使用するシートを乗せた写真になります。

この家の場合、北東の玄関前スペースが引っ込んでいて「欠け(凶相)」の状態になっています。ここに車庫や物置を設置すると引っ込んでいることによる凶作用は抑えられます。しかし、玄関前ということで、採光やスペース的に難しい場合は、南天を植えたり、竹製品でフェンスを作ったり、石や灯篭を置くなど、相性の良い植物を植えたり、外構工事で補ったりすると良いでしょう。

他にも、中古物件の場合は、前に住んでいた人が植えた木や花、石垣や生垣などがそのままになっていることが多くあります。新たに購入して植えるよりも、相性の良い場所にあるものはそのまま活かしましょう。良くない場所にある場合は適材適所に移動することで、運気を上げることができるからです。ぜひ入居前に庭の形状、母屋からみた方位、庭木の種類なども確認しておきましょう。

施工業者に伝える際に凶相になる場合がある

家族全員にとって良い家にするためには、本を読むだけでなく、専門的な知識を持つ人からアドバイスをもらってください。本を読んだり、インターネットのサイトで調べたりするだけでは、実際の物件とすべてがぴったりと一致するものは無いため、誤差が生じるからです。

その誤差によって、吉と凶の判断が間違ってしまうことにもなりかねません。自分と大切な家族が幸せに暮らすための家です。あいまいで中途半端な判断ではなく、裏付けを取り、安心して住めるようにリノベーション(リフォーム)をしていきましょう。

ただし、ここで注意していただきたいことがあります。家相の専門家にアドバイスをもらって、出来上がった吉相のプランを施工業者に伝える際に、ズレが生じ、結果的に凶相(悪い家相)になるケースがあるのです。それは、依頼主にも施工業者側にも風水や家相に関する知識が無いことによって起こります

打ち合わせをしていく中で、いろいろなアイディアが浮かんだり、新しい提案があったりして、最初のプランからどんどん変わっていくことはよくあることです。施工業者側が提案してくれるアイディアが魅力的に感じ、取り入れたいと思うこともあるでしょう。

そして、その提案を採用することによって、最初のプランから形状が変わってしまいます。その結果、吉相になっていた張りを大きく出し過ぎてしまい、欠け(凶)が生じ風水や家相の観点からみて、凶相(悪い家相)になってしまう場合があるのです。

吉相の家を建てたつもりが、実際には張り出し過ぎていて凶相の家になっていたということでは、とても残念ではないでしょうか。

風水や家相の観点から吉相となるプランが出来上がっても、それを施工業者に伝える話し合いの中で、何かを足したり、削ったりすることを提案されることがあります。このようなことはよく起こることです。

このときに注意すべきことがあります。せっかく吉相になるプランを立てていたのに、ズレてしまって悪い形状になることがよくあるのです。変更する際にはアドバイスを受けた人に確認をとりましょう。

自分たちの思いと風水・家相の専門家と施工業者とのやり取りは、時間がかかりますし面倒なものです。このような手間を省きたい場合は、風水や家相を考慮することはもちろん、プランニングから施工までトータルに監修してくれるところに依頼するようにしましょう。

依頼主か施工業者側のどちらかに風水や家相のしっかりとした知識があれば、このような残念なことが起こる危険性はありません。分からない者同士で話を進めるのではなく、知識のある人にしっかりと途中で確認をしてもらえる体制を整えましょう。

まとめ

家は一生に1度の高額な買い物といえるのではないでしょうか。自分も家族もより幸せで楽しい毎日を過ごすことができる家を手に入れるには、風水や家相の知識が不可欠といえます。家の形や間取りの良し悪しがその家に住む人全員の生活に影響を与えるからです。

新築の場合は、プランを立てる前の段階から土地の形状や環境など風水や家相の専門家に確認をしましょう。しっかりと計画を立て、ベストな家を手に入れてください。中古住宅を購入してリノベーションを施す場合は、現状の家の良い部分、悪い個所を把握し、修繕や改装をする際に一緒に直してしまいましょう。

風水や家相のしっかりとした知識のある人に相談に乗ってもらい、形状の悪い家を建ててしまったり、修繕することで余計に家相が悪くなったりしないように気を付けましょう。


家相(間取り)が変われば人生が好転する

これまで運がないと感じたり、どれだけ頑張ってもうまくいかなかったりすることはないでしょうか。

例えば仕事であれば、ブラック企業で働いていて収入や休みが少なく、労働時間が長いわりに給料は良くないことがあります。その場合、体が疲れ切っていて調子が悪いです。

また健康であれば、「脳梗塞になった」「がんと診断された」「ヘルニアになった」などを含め、何だか体調がすぐれないことがあります。

家族関係も大きな問題です。夫婦仲、息子、親、兄弟との関係が冷えていると家で過ごすプライベート時間が居心地の悪いものになります。他にも人間関係という意味では、上司・部下、同僚、ママ友、近所づきあいなども関わってきます。

こうした問題を抱えている人の家相・風水を私は長年みてきました。それらに共通することは、どれも家相が悪いということです。例えば仕事運のない人は「仕事で信頼されにくいとされる間取りの家」に住んでいます。健康に問題のある方は「健康を害しやすい家相の家」に住み続けています。

そこで家相(間取り)を変えれば、1年以内にそれまでの人生が好転するようになります。